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尼崎・塚口の「ecoeat」が駅近に移転 賞味期限切れ商品など安値で販売

井上浩司さん。「常に同じ商品があるわけではないので、店のSNSで入荷情報を確認してもらえたら」と呼びかける

井上浩司さん。「常に同じ商品があるわけではないので、店のSNSで入荷情報を確認してもらえたら」と呼びかける

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 阪急塚口駅近くの食品ロス削減ショップ「ecoeat(エコイート) 阪急塚口店」(尼崎市塚口町1、TEL 06-4950-7355)が1月15日、移転オープンして2カ月を迎えた。

店内の様子。豚カツや魚の干物など冷凍食品、ドリンク、菓子などが人気だという

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 NPO法人「日本もったいない食品センター」(大阪府)が全国に展開しているecoeat。さまざまな理由で廃棄予定となった商品を事業者から買い取り、通常価格より安値で販売する。

 塚口店は2019(平成31)年9月に、同駅から少し離れた場所にオープンした。店主の井上浩司さんによると、駅から近い物件がタイミングよく見つかったため、移転を決めたという。移転後の店舗面積は約66平方メートル。「店舗面積はあまり変わらないが、什器(じゅうき)や陳列用冷凍庫などを新調し、旧店舗にはなかったバックヤードも設けたため、店内がすっきりした。駅から近くなり、新規のお客さまも増えた」と変化を語る。

 店内には、賞味期限が迫っている、または切れているが安全に食べられる食品、規格外商品、防災グッズなどさまざまな商品が並ぶ。「以前に比べ『食べても問題ないのか』といった問い合わせが少なくなっており、食品ロスの問題や消費期限と賞味期限の違いなどが浸透してきたのではと感じる」と井上さん。「賞味期限に対する正しい知識を知ってもらえるよう、今後も情報を発信していけたら」と意気込む。

 営業時間は10時~19時。

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