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尼崎のホテルが「江戸時代の食文化」再現した御膳 兵庫特化したオムライスも

尼崎城御膳イメージ。ザクロの食前酒、「チリメンとお豆のさんしょ煮」「ハモと小松菜の煮びたし」「天ぷらの六甲みそ煮」「季節の魚の塩焼き」「らんきん」など計8種類で構成する

尼崎城御膳イメージ。ザクロの食前酒、「チリメンとお豆のさんしょ煮」「ハモと小松菜の煮びたし」「天ぷらの六甲みそ煮」「季節の魚の塩焼き」「らんきん」など計8種類で構成する

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 「よみがえる尼崎城御膳宿泊プラン」「兵庫の食材をつめこんだオムライス」を現在、ホテルヴィスキオ尼崎(尼崎市潮江1、TEL 06-6491-0002)が提供している。

試食風景。江戸時代にあった魚問屋の記録や、尼崎藩主・松平忠告の書簡など、さまざまな資料から食材を選定したという

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 JRグループ、自治体、観光事業者が一体となって兵庫県の魅力を発信する取り組み「兵庫デスティネーションキャンペーン」を記念したもの。「よみがえる尼崎城御膳宿泊プラン」は、尼崎市、あまがさき観光局との共同企画。

 「よみがえる尼崎城御膳」は、尼崎市立歴史博物館協力の下さまざまな記録を調べ、江戸時代を中心とする「尼崎の食文化」を再現。魚介類をメインに8種類の料理で構成する。デザートの「らんきん」は、「尼崎藩主桜井家御用達」といわれながら具体的な味や形が判明していない菓子で、同ホテルパティシエが数少ない文献や時代背景から想像し、作り上げたという。

 宿泊翌日は、開城前の尼崎城天守内で朝食後、専属案内人による城内見学を予定する。料金は、1泊2食付きで一般=1万7,600円、小学生以下=1万6,500円。夕食(尼崎城御膳)のみの宿泊プラン(1万5,600円)も用意する。予約は電話、ウェブサイトで受け付ける。

 2階「カフェ&レストランウエストリバー」では、兵庫県産の卵や牛乳、米、タマネギなどを使った「兵庫の食材をつめこんだオムライス」(1,500円、1日10食限定)を販売する。宿泊者限定で、ミニビール、ミニサラダ、本日のスープのいずれかが付く。同レストランでは「尼崎城御膳」(3,800円)の販売(7日前までに要予約)も行う。両メニューの提供時間は17時~20時30分(ラストオーダー)。予約は電話(料飲予約係TEL 06-6491-0603)、ウェブサイト、店頭で受け付ける。

 9月30日まで。

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