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尼崎でインクルーシブイベ「友 共 知 伴フェス」 ドローン体験、フード販売など

今年2月に行ったプレイベントの様子。当日はドローンのほか、木工クラフト、プログラミング、ネイル、耳つぼ、カードセラピーなどさまざまな体験ブースを用意する

今年2月に行ったプレイベントの様子。当日はドローンのほか、木工クラフト、プログラミング、ネイル、耳つぼ、カードセラピーなどさまざまな体験ブースを用意する

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 「尼崎インクルーシブプロジェクト 友 共 知 伴(ともともともとも)フェスティバル」が8月26日、大庄北生涯学習プラザ(尼崎市大島3)で開催される。

イベントチラシ。当日は、施設内マップや各ブース紹介を掲載したパンフレットを配布するという

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 「やりたい!やってみよう!を育てよう!」を掲げる同イベント。障がい福祉サービス事業所(就労継続支援A・B型)や放課後等デイサービス、市社会福祉協議会、大庄中少林寺拳法部、「市立美方高原自然の家 とちのき村」などがブースを出店し、年齢や性別、障がいの有無に関係なく、誰もが一緒に楽しめるさまざまな催しを展開する。

 主催は、大庄北生涯学習プラザ、市大庄地域課、一般社団法人「ビジョントレーニングサポート協会」。尼崎市内で児童発達支援・放課後等デイサービス「ともともびじょん」などを運営する、同協会代表の佐藤智子さんは「発達に特性がある子どもの保護者から『一般向けイベントや同世代と交流できる場に連れていきたいが心配』などの声が届き、誰もが一緒に集えて多様な体験ができるイベントを企画しようと思った」と話す。

 当日は、ドローンを使った「ドローンビジョン療育体験」、モーションセンサーで骨格を読み取り、体をコントローラーにして行うトレーニングシステム「TANO(タノ)」などを体験する「ビジョンサーキット」など、視覚機能を高める「ビジョントレーニング」を取り入れたブースや、スクエアボッチャ、プログラミング、木工クラフト、雑貨・フード販売など、約20ブースを設ける。場面緘黙(かんもく)症に関するグループワークや、不登校セミナー・個別相談、障がい年金に関するセミナーも行う。

 佐藤さんは「子どもたちにはいろんなことを体験してもらい、楽しみながら自分の得意分野を発見してもらえたら。参加するのは障がいや特性に理解がある施設や団体ばかりなので、子どもの将来や『グレーゾーン』で悩まれている保護者の方々が、安心していろんな人や場所とつながるきっかけにもなれば」と話す。

 イベント全体の開催時間は10時~16時。体験ブースの開始時間、対象年齢、参加費、定員は、各ブースにより異なる。ドローンビジョン療育体験、不登校セミナー・個別相談は事前申込制、それ以外は当日受け付ける。イベント会場への入場は無料。

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