尼崎・武庫之荘の印鑑メーカー「Sirusi(シルシ)」(南武庫之荘1)が7月6日、新商品「印モルフィー」を発売した。
サイト上でサンプル文字を使ったシミュレーションも可能。形状変化値は1から100まであり、数値を上げると徐々に文字が変化していく
2018(平成30)年に創業し、今年7月2日で5周年を迎えた同社。「印鑑を使うものから自分を表現するものへ」を掲げ、これまでさまざまなデザイン印鑑を展開してきた。
新商品「印モルフィー」は、書体・吉相体(きっそうたい)をベースに、2つの「形状変化」を加えることで文字をデザインする印鑑。変化は、文字に膨張と収縮を加える「エリプス」と、絞り込むように文字を旋回させ、渦巻き模様のようなゆがみを作り出す「ツイスト」の2種類があり、ユーザーは好みの形状変化値(1~100)を選択できる。数値を上げることで、文字がどのように変化するのかをイメージできるよう、注文サイト上にサンプル文字を使った「形状変化シミュレーション」を用意する。
社長の盛佳男さんは「『感じる、作る、使う、見てもらう』という楽しさを最大限に体験できるデザイン。印鑑から生まれる楽しさや面白さを届けたい」と話す。
販売価格は7,000円~。Sirusiオンラインショップで取り扱う。