アートスペース「A-LAB（えーらぼ）」（尼崎市西長洲町2）で現在、若手アーティストらによるグループ展「A-LAB Artist Gate'23」が開催されている。

野村百合子さんの作品「息、吐いて」

　今春大学を卒業、あるいは大学院を修了した若手アーティストが出展する「Artist Gate」。「若者の夢とチャレンジを応援するプロジェクト」として毎年開催され、今回で8回目を迎える。

　今年は、北村侑紀佳さん（絵画・インスタレーション）、齊藤あかねさん（インスタレーション）、陳琪さん（写真・インスタレーション）、野村百合子さん（立体造形）、藤木菜々子さん（版画・シルクスクリーン・インスタレーション）、松田ハルさん（絵画・彫刻・映像）、三木梨々花さん（油絵）の7人が出展。

　6月11日14時～16時は関連イベントとして、タレントでアートプランナーのおかけんたさんを進行役に、出展アーティスト全員が登壇するトークイベントを開催する（要申し込み、先着20人）。

　同展を担当する市文化振興課の山城理奈さんによると、アーティストの選定は、従来の「A-LABアドバイザーによる推薦」などに加え、今回から初めて公募を取り入れたという。山城さんは「公募により『さらに飛躍を目指すアーティスト』が集まった展覧会になった。それぞれの個性が詰まったボリュームのある展示を楽しんでもらえたら」と呼びかける。

　開催時間は、平日＝11時～19時、土曜・日曜・祝日＝10時～18時。火曜定休。入場無料。7月2日まで。