「ねこフェス+わんマルシェ」が6月11日、JR尼崎駅近くのエコーペットビジネス総合学院(尼崎市長洲西通1)で開催される。
猫によって生じるさまざまな問題の解決を図ることを目的に、地域猫活動や譲渡会、行政と連携した市民相談などに取り組む「つかねこ動物愛護環境福祉事業部」が主催。保護猫・犬の譲渡会をメインに、マルシェなどを展開する。
今回の譲渡会には、保護猫・犬約30匹が参加する。マルシェは、「地球にも動物にも優しく、忙しい毎日にも愛を忘れず」をコンセプトに、ビーガンラーメンやカレーなどを販売する「保護猫を救う!LUCKY MARKET」、アウトレットペット用品販売、カフェなどさまざまなブースが出店。売り上げの一部は保護活動費に充てる。パラアーティスト・MUSASHIさん、動物保護活動に取り組む画家・しまもとなおこさんの作品展示、保護活動啓発・ペット防災に関するパネル展なども行う。
同事業部の安部実紀さんによると、家族として迎え入れるために譲渡会へ参加する人に加え、動物との触れ合いやマルシェを目当てに来場する人も増えているという。「保護動物との触れ合いと啓発を兼ねた、誰でも気軽に参加しやすい譲渡会イベントとして『ねこフェス+わんマルシェ』は始まった。フード販売なども年々充実しており、希望通りのイベントになってきている」と話す。
開催時間は12時~16時。入場無料。譲渡会整理券は当日11時より配布。