鍼灸(しんきゅう)院「鍼処(はりどころ)NANGAKUDO 南学堂」(尼崎市武庫之荘1、TEL 06-4950-8217)がオープンして、5月21日で半年を迎えた。
尼崎市出身の大林聖治さんが院長を務める同院は多数のはりを用いて施術を行う「ルート鍼灸(しんきゅう)」をメインとする。店舗面積は18平方メートル。
市内にある鍼灸整骨院の3代目として生まれた大林さん。祖父と父の背中を追い、鍼灸の道へ進んだ。柔道整復師の資格を取るため専門学校にも通った。独立を決め、実家である鍼灸整骨院の名前「南学堂」を屋号とし、昨年11月21日に開業した。「亡くなった祖父に南学堂の名前を継ぐと約束していた。ただの鍼灸院ではないことを周知したいと思い、世話になった『鍼処SHIRAKAWA』の白川勇作院長にお願いし、屋号に『鍼処』を入れさせてもらった」と大林さん。
施術メニューは、「標準ルート治療」(60分、1万1,000円)、「局所治療」(30分、5,500円)など。初診料は2,200円。「あらかじめ施術イメージを持って来院する人は多いが、症状や痛みへの耐性は一人一人違うため、事前に話を聞き、反応を見ながらはりの太さなどを変更している」と大林さん。
営業時間は10時~21時30分(月曜は15時30分まで)。日曜・祝日定休。予約制。