「すし酒場さしす ソコラ塚口クロス店」(尼崎市南塚口町2、TEL 06-6422-7700)が阪急塚口駅南側にオープンして3カ月がたった。
仕事帰りや家族での食事など、さまざまな用途で利用できる空間を演出する店内。「老若男女問わず幅広い世代が集うことで、居心地の良い空間になっていると感じる」と加藤さん
複数の飲食店を手がける「JOUJOU」(大阪市中央区)が運営する同店。2020年1月、大阪・梅田に1号店をオープンし、現在西宮、九州・博多などへも出店する。尼崎市初出店。ソコラ塚口クロス店の店舗面積は約17坪。席数は30席。
サラリーマンや若者が客層のメインとなっている梅田の店舗に比べ、席の配置に余裕を持たせ、ファミリーや年配層も入りやすい雰囲気づくりを目指した。JOUJOU飲食事業部エリアマネジャーの加藤丞さんは「小さな子どもを連れた家族、年配の夫婦、学生同士の集まりなど客層は幅広い」と話す。
すしは、エビ、玉子、生ゲソ(以上165円)、アジ、カンパチ、サーモン(以上286円)、本マグロ(308円)、イクラ(330円)、すし飯からマグロの中トロがはみ出す盛り付けで人気だという「とろ鉄火巻」、ウナギを挟んだ「うなカツサンド」(以上1,078円)など。一品料理は、イクラなどをのせた「寿司屋のポテサラ」(440円)、ポテトフライ(429円)、エビを7匹使った「エビ7(セブン)」(1,078円)など。
ドリンクは、生ビール(429円)、「ふつうのレモンサワー」(209円)、ハイボール(319円~)、地酒各種(440円~)、カップワイン(赤・白、各528円)、アルコール控えめの「微アルサワー」(385円)、オレンジジュース、コーラ(以上363円)など。
加藤さんは「とろ鉄火巻きなどインパクトのあるメニューは『PRになれば』と提供しているが、店側が大きく発信したわけではなく、お客さまがSNSなどで広めてくださり人気が高まった。こういったメニューを目当てに来店される方は多いが、中には知らずに注文し、料理を運ぶと驚かれる方もいる」と笑顔を見せる。
「材料などの値上げで正直厳しい部分もあるが、手頃な値段で楽しく食べて飲んで、喜んで帰ってもらいたい。子どもからも『また食べたい』と言ってもらえる店になれば」とも。
営業時間は16時~23時。