「あまがさきカメラさんぽ×尼崎市ブランドブック合同写真展」が現在、市内生涯学習プラザで巡回開催されている。
「尼崎市ブランドブック」展示写真一部。さまざまなことに挑戦する人や昔ながらの風景など、ロブさんの視点で撮影した写真が並ぶ
「あまがさきカメラさんぽ」は、あまがさき観光局サイトで2021年に始まった連載企画。関東を中心に活動する写真家・むらいさちさんが尼崎市内で撮影した風景写真を掲載している。「尼崎市ブランドブック」は、街の魅力を写真でPRしようと市が発行する冊子で、これまで2冊を発行。ベルギー出身の写真家・ロブ・ワルバースさんが撮影を手がけている。
あまがさき観光局によると、むらいさん、ロブさんの視点から撮影した「全く異なる尼崎の景色」を同時に展示することで、多面的な尼崎の魅力を発見してもらおうと、昨年2月に育成調理師専門学校(尼崎市開明町2)で合同写真展を開催。好評だったが、新型コロナ感染防止対策による入場制限などで「ひっそりと終了」したため、多くの人に見てもらえるよう感染状況を注視しながら再開を目指し、9月より市内生涯学習プラザでの巡回開催を始めたという。
「あまがさきカメラさんぽ」「尼崎市ブランドブック」からよりすぐった写真に加え、未掲載写真も展示する。来場者から「自分が生まれた尼崎がとてもすてきに見えて、いろんな場所に出かけたくなった」「見慣れた風景の魅力に改めて気付かされた」などの声が届いているという。
あまがさき観光局の平田智子さんは「尼崎が持つさまざまな表情を楽しんでほしい。近くの開催地へ気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼びかける。
今後の巡回スケジュールは、園田東生涯学習プラザ=29日まで(水曜休館)、大庄南生涯学習プラザ=2月4日~19日(祝日休館)、小田南生涯学習プラザ=3月11日~21日(水曜休館)。開催時間はいずれも9時~21時(大庄南のみ日曜は17時まで)。入場無料。