尼崎の環境問題などに取り組むNPO法人「あまがさきエコクラブ」のキャラクター「エコあま君」が5月14日、15歳の誕生日を迎えた。
2001年に「あまがさきごみ減量作戦推進会議」からの呼び掛けにより、尼崎青年会議所のメンバーを中心に設立された同NPO。市内の事業所などから排出される古紙の回収・分別、古紙再生資源を利用したトイレットペーパーの販売、環境保全に関する講座などを行っている。
「エコあま君」は、「忍たま乱太郎」の作者で市内在住の尼子騒兵衛さんが、「水」と「自然」をイメージしてデザインしたキャラクターで、同市立クリーンセンター第2工場に在住。学校やイベントなどへ依頼があれば「出動」し、同クラブの取り組みなどを広報している。
同クラブ会長の川岸邦充さんは「エコあま君と当クラブの取り組みが小学校の社会科の教科書に取り上げられるなど、誕生から15年の間に市外へもエコあま君の認知度が広がっている」と話す。
2、3年前から、学校やイベントへの「出動要請」が増えているが、当のエコあま君は好物のプリンを片手に元気いっぱい。6月6日も阪急塚口駅前の「塚口さんさんタウン」で開催される環境イベント「エコあまフェスタ2015」に出動予定で、これからも同クラブの取り組みを多くの人へ広めるため精力的に活動する。