「ねこフェス＋わんマルシェ」が10月16日、JR尼崎駅近くのエコーペットビジネス総合学院（尼崎市長洲西通1）で開催される。

前回のマルシェの様子。今回も、猫の絵が描かれた陶芸品、ペットの写真や毛で作るアクセサリー、アウトレットペット用品など、さまざまな店舗が出店する

　猫によって生じるさまざまな問題の解決を図ることを目的に地域猫活動や譲渡会、適正な譲渡を推進する講習会などの活動を行う「つかねこ動物愛護環境福祉事業部」が主催。譲渡会をメインに雑貨販売やカフェなどを展開する「ねこフェス＋わんマルシェ」は、2カ月に1回のペースで開催している。

　同事業部の安部実紀さんはイベントについて「危険な場所で猫に出くわし『保護したい』と相談に来た方、その猫を預かりお世話をしたボランティアスタッフ、猫を引き取った方が初対面し、命がつながったことや幸せになったことを涙ながらに報告するといった場面もあった。それぞれ別の家に引き取られた兄弟猫が集うこともある」と話す。

　今回の譲渡会には、猫・犬合わせて40～50匹が参加。ボランティア活動啓発パネル展示、アクセサリーやペットアウトレット用品の販売、ドリンクやビーガンフード、カレーなどを用意するカフェスペース、犬・猫が対象の「ぷちペットサロン」「ペットマッサージ」「ドッグスキャン体験」、人が対象の「整体リンパマッサージ」「絵付け体験」なども予定する。売り上げの一部は保護活動費に充てる。

　安部さんは「子どもから大人、ペットまで一緒に過ごせて学べるイベント。保護猫、犬を通じた『人との交流』も楽しんでもらえたら。1人での参加も歓迎するので、気軽にスタッフへ声をかけて」と呼びかける。

　開催時間は12時～16時。入場無料。譲渡会整理券は11時より配布。