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尼崎のカフェが「ロースイーツ」周知プロジェクト 「イメージ払拭したい」

カシューナッツと豆乳で作る「ナッツバニラ」や、一番人気だという「ピスタチオ」など、さまざまなフレーバーがそろうローアイス。デーツやアガベシロップなどで甘みを付けている

カシューナッツと豆乳で作る「ナッツバニラ」や、一番人気だという「ピスタチオ」など、さまざまなフレーバーがそろうローアイス。デーツやアガベシロップなどで甘みを付けている

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 JR立花駅近くの「Cafe Holo i Mua(カフェ ホロイムア)」(尼崎市七松町2、TEL 06-6439-7717)が8月から、主力メニュー「ロースイーツ」の周知を図るプロジェクトを展開している。

ローケーキ。フルーツやナッツ、抹茶、期間限定メニューなど10種類以上を用意する

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 卵や小麦、砂糖、乳製品を使わず非加熱で作る「ロースイーツ」と、一汁八菜をコンセプトにした定食を提供する同店。ケーキやアイスなどロースイーツ20種類以上を販売するECサイトも展開している。

 店主の長尾孝浩さんは「ECサイトを通じて全国から『おいしかった』『罪悪感なく食べられる』などうれしい声を頂くが、『まだまだ知られていない』『アレルギーなどで困っている人がたくさんいる』との意見も届く。オープン当初から課題としてきた知名度の低さを解決しようと、ロースイーツの周知を図るプロジェクトを立ち上げた」と話す。

 プロジェクトは、8月1日に立ち上げた周知活動につなげるクラウドファンディングをはじめ、広域に直接スイーツを届けるキッチンカー企画、ポップアップストア出店、新メニュー「ローチョコレート」の開発などが進行中。長尾さんは「まずはロースイーツを知ってもらい、キッチンカーやポップアップストアなどで実際に食べてもらうきっかけをつくりたい。『味が薄い、種類がない、健康を意識した人向け』といったイメージを払拭できれば。より多くの人へ届くよう、卸販売も視野に入れている」と意気込む。

 「来店したアレルギーがある子どもが、ロースイーツを口に運びながら『これ僕が食べていいの?』と何度も母親に聞く様子を目にしたことがあり、つらい気持ちになった。プロジェクトを通じてロースイーツの特徴を多くの方に知ってもらい、ゆくゆくはスーパーやコンビニでも買える手軽なものにしていけたら」とも。

 クラウドファンディングは8月31日まで。

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