尼崎・武庫之荘の印鑑メーカー「Sirusi(シルシ)」(尼崎市南武庫之荘1)が11月12日、新商品「ポチ袋用シーリングスタンプ」を発売した。
印鑑を「使うもの」から「自分を表現するもの」へ変えることをコンセプトに掲げる同社。「タイポグラフィー」を用いた、球体、幾何学的な円盤模様など多様なデザインで作る印章シリーズ「印グラフィー」をメインに、子どもの手書き文字をデザインした印鑑、120種類のデザインフレームを用意するエンボッサ―やシーリングスタンプなど、さまざまな商品を展開している。
「ポチ袋用シーリングスタンプ」(1,980円)は真ちゅう製で、デザインは「水引」「通貨記号」「セミオーダー(1文字)」の3種類。専用ワックス10グラム、スプーン、ろうそくがセットになった「スターターキット」(980円)も用意する。社長の盛佳男さんは「シーリングスタンプを使ってみたいが『道具が分からない』『難しそう』『使う機会がない』などの声も多く、もっと気軽に使ってほしいと思い企画した」と話す。
「ポチ袋用」とした経緯については「日本に根付いた利用方法を探した」と説明する。「日本にはお年玉やご祝儀、感謝を込めたプチギフトなど、相手に気持ちを贈る文化がある。ポジティブで温かい気持ちにシーリングスタンプで『華やかなアクセント』を加えることで、より特別な気持ちが伝われば」とも。
Sirusi販売サイトで取り扱う。