伊丹の一般社団法人GREENJAM(伊丹市伊丹1)が企画・制作に参加する野外ロックフェス「ROCKS FORCHILE(ロックス フォーチル)2021」が11月6日・7日、大阪・豊中市の豊島公園(曽根南町1)で開催される。
過去のイベントの様子。アーティストと子どもたちがステージで共演
2017(平成29)年に始まった「ROCKS FORCHILE」は、「子どもたちの未来のための持続可能な社会創り」を理念とする、親子で楽しめる関西発のロックフェス。メインステージでアーティストによるライブを行うほか、ミュージシャンやスポーツ選手、絵本作家、DJ、ダンサーといった各分野のプロが子どもたちに教えるワークショップを開いてきた。子どもとアーティストがステージでセッションする企画もある。
同法人はこのイベントで企画制作に携わる。出演アーティストや出展ブース、ワークショップ、会場レイアウト、ステージや音響といった技術面ほか、多くの部門で手配や調整などを手掛ける。
メインステージ出演者は、6日=KureiYuki's with yui、ケロポンズ、DJダイノジ、DOBERMAN、一青窈さん、真心ブラザーズ、7日=うじきタケシ(うじきつよし×澄田健)、カジヒデキさん、DJダイノジ、ホフディラン、眉村ちあきさんを予定する。開演時間は12時。メインステージエリアへの入場は新型コロナウイルス感染防止対策のため各日事前登録制とし、「コロナ対策応援チケット」(500円)などから選ぶ「応援チケット」を購入すると参加できる(入場時に別途ドリンク代500円・レジャーシート代200円が必要)。1日800人限定。応援チケット代は新型コロナウイルス対策費用に充てるという。
無料での入場が可能で、事前登録不要の「フリーエリア」も展開する。同法人代表理事の大原智さんは「このエリアにもステージを作り、地元の方々や子どもたちが、ライブやダンスなどさまざまなパフォーマンスを行う。子どもが参加できるワークショップブースも多数用意する」と話す。同エリアでは感染防止対策のため人数を制限する場合がある。
そのほか飲食エリアを設置し、感染予防対策として原則、飲食を行うのは同エリア内のみとする。これらのイベント内容は、今後の社会状況により変更が生じる可能性がある。
「ROCKS FORCHILE」実行委員長の伊吹美里さんは「どんな時代でも、子どもたちの夢や経験が未来をつくる。その思いからこの音楽フェスを5年間継続してきた。みんなで未来を考えつくっていくことを意識したり、子どもの未来のために活動する人々や団体を応援したりするきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。