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尼崎で29歳以下限定の写真コンテスト 若者目線で市の魅力発掘へ

97人、270点の応募から第1回グランプリに輝いたのは、小田地区の杭瀬商店街を撮影した「味ある町」

97人、270点の応募から第1回グランプリに輝いたのは、小田地区の杭瀬商店街を撮影した「味ある町」

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 尼崎市で地域活動を推進する「六星会」が、29歳以下の若者を対象に「第2回あまの魅力発信 フォトコンテスト」を開催し、現在、写真を募集している。

第1回グランプリ表彰の様子

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 応募資格があるのは、1992(平成4)年4月2日以降に生まれた、市内在住もしくは在学・在勤の人。写真のテーマは「市内の魅力的な物・場所・風景に想(おも)いやストーリーを詰めこんだ写真」。写真の出来栄えだけでなく、「なぜその場所が撮影者にとって魅力的なのか」「その場所に関する想いやストーリー」なども審査対象にしたという。

 コンテストを主催する六星会は「市内6行政区の均衡ある発展を推進し、地域の魅力向上と地域愛を醸成すること」などを目的に活動している団体で、中央(本庁)会、小田会、大庄会、立花会、武庫会、園田会の6つを合わせて「六星会」という。同会事務局を担当する市大庄地域総合センター大庄地域課の地頭所(じとうしよ)義信さんは、「尼崎の魅力を市内外に発信するため、写真を通して若い世代から盛り上げ、市内にある魅力を応募者自身が発掘、発信することで地区愛着の醸成を図るもの」と企画意図を説明する。

 審査員は写真家の小林哲朗さんが務める。グランプリには2万円分のあまがさきキューズモールギフトカード、準グランプリには1万円分のクオカードが進呈される。そのほか入選、佳作もあるという。地頭所さんは「若い世代の感性で、尼崎の新しい魅力を発掘してほしい。この事業にはたくさんの企業や団体が協賛しており、30点に入賞賞品が贈られる」と応募を呼び掛ける。

 テーマのほか「今年1月以降に尼崎市内で応募者本人が撮影した、未発表の作品であること」「1人5点まで」などの条件があり、応募の際は大庄地域課の窓口に持参か郵送、もしくは大庄地域課へメールで送付する。11月1日必着。11月末までに審査し、入選者に通知する。コンテストの入選作について、12月に表彰式を行い、そこから順次各生涯学習プラザなどで展示する予定。

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