「乱太郎の世界in尼崎城」が現在、尼崎城（尼崎市北城内）で開催されている。

イラストパネル展で展示されている作品

　テレビアニメ「忍たま乱太郎」の原作漫画「落第忍者乱太郎」の作者として知られる、市内在住の漫画作家・尼子騒兵衛さんの画業をたどる個展「尼子騒兵衛展 『落第忍者乱太郎』『忍たま乱太郎』はこうして生まれた！」（市総合文化センターで開催中）に合わせて企画した同イベント。「落第忍者乱太郎」のキャラクター衣装を着ることができるコーナー「みんなで乱太郎になろう！」や、イラストパネル展などを展開する。

　「みんなで乱太郎になろう！」コーナーには、作品に登場する「忍術学園」の1年生～6年生の忍者衣装を用意。自由に選んで着用することができる。サイズはS～XLまで（6年生衣装はSとLのみ）。同城の企画・広報担当で「家老」の大西淳浩さんは「アニメが長い間放送されているので、作品のファンが親となり、子どもに衣装を着せて親子で一緒に楽しむというケースも多い。今のところ、5年生の衣装が一番人気」と話す。

　イラストパネル展では、尼子さんが描いた「落第忍者乱太郎」のイラスト作品を実際の物より大きいサイズのパネルにして展示する。「尼子さんの手描きの線や色の塗り方などをよりはっきりと感じることができる」と大西さん。

　「みんなで乱太郎になろう！」は3階なりきり体験ゾーン、イラストパネル展は4階ギャラリーで開催する。開催時間は9時～17時（入城受け付けは16時30分まで）。入城料は、一般＝500円、小学生～高校生＝250円。月曜定休（祝日の場合は翌日）。9月26日まで。