JR塚口駅近くにある「Figs International School（フィグスインターナショナルスクール）」（尼崎市東塚口町1）が6月1日、開校2周年を迎えた。

屋外での体験授業も

　「次世代の日本を支える子どもたちの無限の可能性を引き出す場を提供したい」との思いを掲げ、2019年に開校した同スクール。日本の家庭では伸ばしにくいとされる「スピーキングスキル」に重点を置いたカリキュラムを軸に、「STEAM教育」をベースとしたアクティビティーを用いた授業も展開。英語教育だけではなく、生活に役立つ「やり抜く力」や胆力を育てることにも注力しているという。

　少人数制で、現在は未就学児、小学校低学年を中心に17人の子どもが通っている。同スクールマネジャーの萩陽香さんは「英語で行われる授業やコミュニケーションをベースとした授業など、大きく変化する英語教育に対応できるよう、中学、高校に上がっても通い続けられるようなカリキュラムを開発している。習い事などで頻繁に通学することが難しい家庭向けに、通学とオンラインクラスを併用したプランも用意している」と話す。

　「個性豊かな子どもたちの成長過程に寄り添い、一緒に喜んだりサポートできたりすることは、私を含めスタッフ全員にとってかけがえのない時間。単に英語力を養うプログラムを提供するのではなく、『自分にしかない価値を見付け、自分らしく生きる世界をつくり出していく』ことを大切にしている点は、ほかのスクールと大きく違うところだと思う。子どもたちがいろんな視点で世界を広げていけるよう、コーチングしていきたい」とも。

　開校時間は、アフタースクール（月曜・水曜・金曜）＝15時～18時、サタデースクール（土曜）＝10時～15時。料金は、「ONCE A WEEK PLAN」（通学週1回とオンライン授業週2回）＝1万3,000円、「THREE TIMES A WEEK PLAN（通学週3回）＝2万7,000円(以上税別)など、通学回数やプランによって異なる。