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尼崎・武庫之荘「エルジーキッチン」5周年 自家製パンの提供も開始

提供する自家製パン。「お客さまがパリパリと音を立てて食べる様子を見るのはうれしい」と家泉さん

提供する自家製パン。「お客さまがパリパリと音を立てて食べる様子を見るのはうれしい」と家泉さん

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 阪急武庫之荘駅南側にある「L&G KITCHEN(エルジーキッチン)」(尼崎市南武庫之荘1、TEL 050-5307-4665)が6月1日、5周年を迎えた。

国産牛のヒレ肉とフォアグラのロッシーニ風や鯛のムニエルなどが一度に楽しめる5周年記念プレート(2,500円)。「みなさんに食べてもらいたい」と家泉さん。テークアウトも可能(要予約)。6月30日まで

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 イタリアン、フレンチ、エスニック料理店などで経験を積んだ家泉俊明さんが、2016(平成28)年に開いた同店。アラカルト、コース、1人用の「ちょい飲みセット」、テークアウトメニューなど、用途に合わせたさまざまなメニューを提供する。

 家泉さんは「オープン当初は、お客さまに店を知ってもらうにはどうすればいいかを日々考えていたが、『周知よりもまた来たいと思ってもらえるような店にしよう』と気持ちを切り替え、一つ一つ丁寧な接客を心掛けた。そこから徐々にリピーターが増えたり、お客さまが知り合いを連れてきてくれたりするようになった」と振り返る。

 開店当初に比べ、客の要望に応える形でメニュー数は大幅に増加。現在では自家製パンの提供も始め、好評だという。家泉さんは「長年お世話になっていたベーカリーが閉店することになり悩んでいたところ、妻の焼いたフランスパンが想像以上においしかったことから、妻に手伝ってもらいながら自家製パンの提供を始めた。ベーカリーの店主には、使っていた本や材料を分けてもらったり、相談に乗ってもらったりと大変お世話になった」と話す。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みとして、営業時間の短縮、換気、CO2センサーやアクリル板の設置などさまざまな対策を実施。酒類の提供も休止しているが、「料理とお酒を『一緒に楽しみたい』という声は多い。お客さまの要望に応えられないのは本当につらい」と家泉さん。

 「5年間続けてこられたのは全てお客さまのおかげ。これからも見守っていただければうれしい。日々感謝しつつ、これからも精進していけたら。新型コロナウイルスが落ち着き、また多くのお客さまに会える日を楽しみにしている」とも。

 現在の営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~19時(ラストオーダー)。水曜定休。

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