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①「ロボメイツ」1周年!これまでを振り返る|ロボメイツ

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①ロボメイツ1周年!これまでを振り返る

産業用ロボットに焦点を当てるプロジェクト「ロボメイツ」が、発足から1周年を迎えました。

動画・ウェブコンテンツ制作などを手がける「エアグラウンド」(尼崎市南武庫之荘2)が取り組むプロジェクトで、ものづくりの現場で導入が進む「産業用ロボット」を動かす「ロボットオペレーター」を育成するとともに、活動全体を通して地元企業と若者、教育機関をつなぐことを目指しています。

今回、プロジェクトが発足したきっかけやこれまで取り組んできた事業について、3回に分けてご紹介!第1回目は、「ロボメイツ」がなぜ発足したのか、活動を通して見えてきた課題などについてご紹介します。


「ロボメイツ」に参加する大学生インターン。自由な発想を生かしたさまざまな取り組みを展開

 

「ロボメイツ」発足のきっかけとは
エアグラウンドではこれまで、大学生や高校生を対象としたインターンの受け入れ、ものづくり企業の持つ「ワザ」を若者視点で発見・発掘し、冊子やウェブで発信する「ワザカタログ」など、キャリア教育や地域活性化へつなげる多様な取り組みを展開してきました。取り組みが進む中で、企業と教育現場が抱えるさまざまな悩みや課題が聞こえてきたと言い、中でも「工場にロボットを導入したいが上手くいかない」「現在のものづくりの現場に合った授業が展開できない」など、「産業用ロボット」に関する悩みが多かったことから、「若者と企業をつないできた経験を生かし、問題を解決できるプロジェクトを」との思いで「ロボメイツ」が発足。現在は、エアグラウンド、若者、地元企業、教育機関などから幅広い年代が集まり、固定概念にとらわれないさまざまな取り組みを展開しています。


冊子「ワザカタログ」

 

●展開しているプロジェクトは?
アームロボットを使った体験イベントや、「ロボットオペレーター」に関する情報発信、ロボットを導入する企業への「企業訪問コーディネート」、「ロボットシステムインテグレータ」の周知・育成、産業技術短期大学とコラボした「小学生向けロボット教材」の開発などを展開しています。


「アームロボット」を囲む市立尼崎双星高校の生徒。取り組みには、市内の高校が多数参加


ロボットを導入する企業を取材

 

見えてきた課題とは?
活動を進める中で、若者、地元企業、教育機関以外からも声が届くようになりました。
経済産業省は「ロボット業界の人材育成について今後どのように取り組んでいくべきか」との課題を掲げており、現在この問題の解決へ向けた取り組みを新たに計画中。佐藤知正東京大学名誉教授からは、ロボメイツへの「宿題」が届きました。①「ロボットが好きな小学生の女の子が、なぜ高校生になったら離れていくのか」②「eスポーツは流行っているのに、ロボット業界に若い世代は入ってこないのはなぜ?」との問いに、エアグラウンドのスタッフやロボメイツに参加する若者がアンサー。①には「昔プロ野球選手に憧れたが、女子のクラブチームがなかった。ロボット好きの子どもたちが気軽に集まる場が少ない」②には「超簡単にロボット業界に入る仕組みが必要」「ロボット業界を目指しても、研究など大変。比べてゲーム業界はアルバイトとして入りやすい点がある」といった回答が集まり、正直な意見や発想が大きな評価を受けました。
上記以外にも、さまざまな分野からロボットに関する声が多数届いており、「ロボメイツ」として何ができるのか考えていきます!


ロボメイツの取り組みを紹介するエアグラウンド畠中社長

 

次回は、尼崎市立尼崎双星高校と一緒に進める「子ども向け産業用ロボット教育プログラム」についてご紹介します。お楽しみに。

(関連リンク)
ロボメイツについて
尼崎で「産業用ロボット」焦点当てた取り組み「ロボメイツ」 来年1月本格稼働へ

 

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