野村不動産、JR西日本、長谷工コーポレーションの3社が2月下旬、JR塚口駅前に建設中のマンション「プラウドシティ塚口」の分譲に先駆けマンションパビリオン(尼崎市南塚口町2)を公開した。
同マンション建設は、2013年6月に閉鎖した森永製菓跡で着工中の大規模再開発事業「ZUTTOCITY(ズットシティ)」の一環で、1995年以降に供給された関西エリアの住宅開発では最大戸数となる。計画している総戸数は1271戸(マンション1,200戸、戸建71戸)。
愛称の「ZUTTOCITY」は、どの世代の人にとっても住みやすい街づくりとして、「真の永住住宅」を開発コンセプトに、「ずっと住みたくなる街・ずっと愛着を持てる街」にという思いから付けられた。
マンションから徒歩1分のJR塚口駅へはペデストリアンデッキ(歩行者専用通路)で直結。大阪駅まで約10分と都心部への利便性も高く、昨年12月までで既に約2000件の問い合わせがあったという。
甲子園球場約2個分(約8.4ヘクタール)という広大な敷地には、住宅居住者専用の「森」を造成。ペデストリアンデッキにはロビーラウンジを備えるなど、住民同士が交流を育める共有施設やサービス提供を予定する。
このほかにも、「ZUTTOCITY」内には駅前ビルやロータリー、商業施設の建設、民間の保育所の入居を予定するなど、来年3月の「プラウドシティ塚口」マークフロントの引き渡しを皮切りに、約3年におよぶ街づくりを計画している。
「ZUTTOCITY」「プラウドシティ塚口」についての問い合わせは、「プラウドシティ塚口マンションパビリオン」(片山さん、TEL 0120-57-1271)まで。営業時間は、平日=11時~18時、土曜・日曜=10時~18時、火曜・水曜定休。