阪神尼崎駅近くに、肉丼の専門店「尼崎肉劇場」（尼崎市神田中通2、TEL 06-6412-2951）がオープンして3カ月がたった。

4種の肉全てが載った「大劇場丼」

　「道頓堀肉劇場」に続く2号店。阪神尼崎の玄関口、中央商店街1番街に入って数十メートルという立地で、店舗面積は40坪、席数は1階＝カウンター11席、2階＝テーブル14席。

　同店の主力メニューは、4種類の肉（牛カルビ、牛ハラミ、豚ロース、鶏セセリ）と10種類のタレ（甘口～激辛、ニンニク入り、ショウガ入り、マヨだれなど）、ご飯の量を自由に組み合わせて注文する「焼肉丼」（690円～）。異なる肉の組み合わせや、肉を増量する「肉増」（120円～）にも対応し、自分好みの肉丼をカスタムできるのが特徴。ご飯の増量は特盛り（500グラム）まで無料。

　その他、国産牛を使った「ローストビーフ丼」（850円～）、「黒毛和牛丼」（1280円）、肉1キロを載せた「肉激情丼」（2,500円）、10歳までの子どもを対象としたミニサイズの「キッズ丼」（150円）も提供する。全ての丼にはスープが付く。

　店長の森本知行さん（40）は「焼き肉を食べたいと思っても、予算が高めだったり、1人では行きにくかったりすることが多い。そんな時、1人でも気軽に焼き肉を楽しめる店が必要だと思った」と開店の経緯を話す。「焼肉丼にサラダ、スープ、お茶がセットになった『レディース限定セット』（880円）が好評で、女性1人での来店も多い。キッズ丼は採算の取れない価格だが、ファミリー層に来てもらいたいと用意した」と笑顔を見せる。

　営業時間は11時～23時。キッズ丼を除き、テークアウトにも対応する。