尼崎の肥料製造会社「大和肥料」(尼崎市浜1、TEL 06-6499-6826)敷地内で12月5日、「オーガニックフェスタ」が開催される。
同社は微生物技術を応用した有機栽培による農業技術、資材の研究開発を行う肥料製造会社。より多くの人に有機栽培への理解を深めてもらおうと、今年7月に初めて同イベントを開催し、今回で2回目となる。
初開催時には、農家が旬の有機農産物を直販する「ファーマーズマーケット」、有機野菜の育て方などの質問に答える「営農相談コーナー」、同社製品を特別価格で販売する「展示販売ブース」、ベランダ栽培用オーガニックプランターセットなどを提案する「家庭菜園コーナー」を展開。約500人が来場し、生産者と直接対話したほか、「家庭菜園コーナーは常設してほしい」との要望が寄せられるなど好評だったという。
今回は前回の内容に加え、飲食店ブースを増やすほか、国際食育士の竹内英二さんによるミニセミナー「知らないと恐い!食べ物の現状」、子どもを対象にした「あわてんぼうサンタのプレゼント大会」を実施予定。セミナー受講者には温かい「むすび汁」と「食育レシピ」を提供するという。
同社社長の安保英樹さんは「有機農業の発展を軸に健康大国をつくり上げたい。そのため生産農家、消費者、食育関係者などさまざまな立場の人と手を結び、食に対する意識を高め合い、正しい知識を得るきっかけをつくれたら。安全でおいしい農産物を堪能してもらい、有機栽培への理解を進めていきたい」と意欲を見せる。
開催時間は10時~15時。ミニセミナーは10時30分開講、ファーマーズマーケットは11時10分から。詳細はホームページで確認できる。