阪神間で活動する「交響楽団ひびき」が5月31日、あましんアルカイックホール(尼崎市昭和通2、TEL 06-6487-0800)で第11回定期演奏会を開催する。
スイーツに作曲家の似顔絵をあしらったチラシは団員自らデザイン
同団は2004年、関西圏の学生オーケストラ出身者を中心として発足したアマチュアオーケストラで、約60人の団員は近畿各地に住む20~30代が中心。音楽の「響き」の追求と、観客の心に「響く」演奏を目指し、「奏者と観客の双方が楽しめる音楽」をスローガンに活動を続けている。
毎年開かれている定期演奏会は、入場料500円という値段設定に加え、誰でもなじみやすい選曲が特徴。これまでクラシック音楽やオーケストラ演奏に接したことがなくても「どこかで聞いたことがある」「聞きやすい」と思える楽曲をセレクトする。
11回目となる今回の演目はテレビドラマやCM、映画で使われることの多い「ベートーヴェン 交響曲第7番」と、「プロコフィエフ ロメオとジュリエット」の2曲。団員の仲村さんは「2曲とも『のだめカンタービレ』でよく使われていたおなじみの曲。クラシックは堅苦しいと思っている人、普段クラシックは聴かないという人も楽しんでもらえるはず。気軽に聴きに来て」と呼び掛ける。
13時開場、14時開演。全席自由。