尼崎の西武庫公園(尼崎市武庫元町3)で4月29日、「HARVEST“FREE”MARKET 2015」が開催される。
「地域の人が自由にとにかく楽しめるイベントを」と始まった同イベント。毎年4月の「昭和の日」と11月の「文化の日」に開いており、今回で13回目を数える。
まだ使えるが不要になったものや手作り雑貨などを販売するブースに加え、小売店や飲食店のブース合わせて約200店が出店するほか、当日は地元の子どもたちによるバトントワリングや和太鼓のパフォーマンスで会場を盛り上げる。
200店のうち子どもが運営する「子どもブース」が50店あり、お金のやり取りや、普段接することのない年代の人と交流することで、コミュニケーション能力を高めてもらうことを目的としている。「最初はもじもじしていた子どもたちが、イベント中にたくましく成長する姿が見られる」とイベント担当者。今回は大規模な「昭和のおもちゃブース」を設け、コマやフリスビー、アメリカンクラッカー、カイトなど昔駄菓子屋で見かけたような懐かしいおもちゃのほか、今では入手困難な掘り出し物も多数用意し、大人から子どもまで幅広い世代が楽しめる内容にする。
同イベントでは「来た時よりも美しく」をモットーに、使い終えた紙皿などは購入したブースで回収するなど、毎年ゴミ問題にも力を入れる。開催を重ねるごとに会場に落ちているゴミが減ってきていると言い、「参加者と来場者双方にゴミに対する意識が根付いてきている」と担当者。「当イベントは出店者、来場者一人一人が主催者。とにかく楽しんで笑顔になってもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。
問い合わせはダールヤスミン(TEL 06-6437-8080)まで。