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尼崎で「塚口バル」 土日開催、チケットレスなど新しい取り組みも

「バルで店同士のつながりが深まった」と実行委員会の中山優子さん(下・右端)

「バルで店同士のつながりが深まった」と実行委員会の中山優子さん(下・右端)

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 尼崎の阪急塚口駅周辺で10月28日・29日、食べ飲み歩きイベント「塚口バル」が開催される。

塚口エリアの飲食店などが網羅されたマップ。バル後もまち歩きに活用できる内容になっている

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 2013年にスタートして5回目となる今回は、これまでのバル参加者アンケートでリクエストが多かった声を反映し、内容をリニューアルした。

 例年4月の土曜に開催していたが、秋の週末2日間に変更。「チケットが完売して買えない」「興味を持っても、その場でチケットを購入できない」という声に対して、実験的に「チケットレス」を導入し、誰もが気軽に参加しやすい仕組みにした。

 当日は、飲食店など75店舗が、バル用の特別メニューを「0円~1,500円」の価格幅で提供する。エリアの回遊を楽しめるよう、抽選で賞品が当たるスタンプラリーも実施。参加店でバルメニューを注文してスタンプを集めてもらい、3つで「つかしん天然温泉湯の華廊入浴券」「グンゼスポーツつかしん店施設体験券」「バル参加店で使えるお食事券」「サンサン劇場映画観賞券」と塚口ならではの賞品、5つで「最高級国産黒毛和牛 豪華お肉セット」「国産とらふぐ 豪華てっちりセット」などの賞品を用意する。

 塚口バル実行委員会の橋本国博さんは「実行委員会でチケットレスを導入するほか、地域のバルを見学するなどして、今回の仕組みを考えた。参加者の反応を見て、チケットレスを続けるかどうか検討したい。塚口バルを今後も定番イベントとして継続していきたい」と意気込む。

 同会会長の里村文崇さんは「バル当日までにマップを手にしてもらい、『どこに行こうかな』とわくわく感を楽しんで。マップに掲載していない裏メニューを提供する店もあるので、当日のお楽しみに。普段行かないエリアや店に行ってみると、新たな発見や出会いがあって面白い。バル以外でも『行ってみようかな』と思ってもらえる店が増えたらうれしい」と呼び掛ける。

 バルメニューを注文できる日時は店舗により異なる。

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