尼崎の臨海部にある「魚つり公園」(尼崎市平左衛門、TEL 06-6417-3000)が8月2日、新装オープンした。
大阪市から父親と訪れた中学2年の女の子。釣果の「セイゴ」を見せてくれた
「尼崎市立魚つり公園」は、尼崎市と西宮市の境界である武庫川河口にある桟橋スタイルの釣り公園。1982(昭和57)年に建設され、今年で35周年となる。昨年10月から改修工事を行い、傷んだコンコースや柱を「化粧直し」して新装オープンした。
同公園を統括する村上賢司さんは「オープン当時に比べると、武庫川河口の水質は格段に良くなり、魚種も増えた。今では、週末になると朝5時の開園から桟橋が満員(300人)になることもある人気スポットになった。安全のため入場制限してお待たせしてしまうこともあり、混雑を避けるには昼頃からの来園がお薦め」と話す。「これから秋にかけて、気候も良くどんどん釣れる時期になる。手ぶらで来ても道具はそろっているので、釣り未経験の子どもたちに挑戦してもらいたい」とも。管理棟には屋内休憩スペースのほか、餌、釣り具、レンタル竿を扱う売店も備えている。
8月26日には、リニューアルを記念し「子ども限定サビキ釣り大会」を開催する。制限時間内にサビキ釣りで釣れた魚の中から大きなものを10匹選び、その総重量を競う。入賞者には、釣り具などの賞品を進呈する。開催時間は5時~9時、エントリー受付は6時~7時。対象は中学生以下。参加無料(入園料は必要)。
営業時間は5時~20時(10月まで、月により異なる)。火曜定休。入園料は、大人=820円、子ども=410円、6歳以下無料。