尼崎の阪急武庫之荘駅近くに「CHADA(チャダー) タイ レストラン」(尼崎市武庫之荘1、TEL 06-6437-9899)がオープンして1カ月がたった。
メロンをバラの花束のようにカットした「カービング(飾り切り)」を手にするチェムークさん。特別な料理のために製作したという
タイ・プーケット島のヴィラホテル「スリパンワ」のレストランや東京・沖縄・大阪などのタイ料理店で腕を振るってきたタイ人のチェムーク・アーコさんをシェフに迎え、本格タイ料理を提供する同店。店舗面積は約11坪、席数は20席。
店主の世良淳(すなお)さんは市内出身で、対タイ貿易事業を行う中で出会ったタイ人の妻・モンさんと共に、2012年から同ビル2階で「チャダー タイ式マッサージ」を営んでいる。世良さんは「いつかタイレストランを開きたいと考えていたところ、マッサージ店の1階が偶然空いたので、思い切って開店することにした」と話す。店名の「チャダー」はタイの伝統舞踊衣装で、仏塔をイメージした先の尖(とが)った冠のこと。
メニューはエビのスイートチリソース「ラープリッククン」、カニと卵のカレー「プーパッポンカレー」、辛味と酸味の利いたエビのスープ「トムヤムグン」(以上1,300円)、「マッサマンカレー」、パパイヤサラダ「ソムタム」、タイ風焼きそば「パッタイ」(以上930円)などを用意する。ドリンクメニューは「生シンハービール」(大=900円、小=650円)、「チャーンビール」(650円)、ワイン(赤・白、グラス=450円、ボトル=3,300円)などをそろえる。
ランチメニューは、「パッタイ」や蒸し鶏をご飯に載せた「カオマンガイ」、鶏ひき肉のバジル炒めをご飯に載せた「ガパオガイ」、「トムヤムラーメン」などから選べるメイン料理にスープとサラダが付いた「Aセット」、グリーン・レッド・マッサマンから選べるカレーにご飯とサラダが付いた「Bセット」(以上1,000円)を用意する。
世良さんは「シェフの料理の特長は、上品で日本人にも親しみやすい味わい。辛味の強い屋台風タイ料理を食べて少し苦手に感じる人でも、おいしく食べてもらえるのでは」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、昼=11時30分~14時30分、夜=17時~22時。月曜定休。