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尼崎・立花の「ケーキ工房ワタナベ」新装 ご当地名物スイーツ強化

店舗外観と渡辺さん

店舗外観と渡辺さん

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 尼崎のJR立花駅近くにある洋菓子店「ケーキ工房ワタナベ」(尼崎市立花町1、TEL 06-6427-8188)が3月17日、移転・新装オープンした。

店内の様子

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 オーナーシェフ・渡辺聖児さんの出身地、福井にある「越前大年屋」の豆腐を使い、しっとりとした食感で低カロリーなロールケーキや焼きドーナツを提供する同店。渡辺さんは全国展開する「アンテノール」出身で、「2013アマガサキスーパースイーツコンテスト」でも優勝した実力を持つ。

 今回のリニューアルでは、2003年の創業時から店を構えていた立花商店街をわずかに離れて大型スーパー「コープ立花」の向かいとなる同地に移転し、ヨーロッパ風の落ち着いた店構えに新装した。渡辺さんは「元の場所から50歩と離れていないが、赤いひさしの一軒家が目立つのか、新しいお客さまがたくさん来てくれるようになった」と笑顔を見せる。

 看板商品は、「お豆腐ロールケーキ」(1,100円)、クリームとフルーツを巻いたボリュームのあるロールケーキ「王様のまくら」(1本=2,150円、1カット=430円)、「とうふ焼きドーナツ」(プレーン、チョコレート、いちご、ラムレーズン、各183円~)のほか、焼き菓子「立花のレモン娘」(248円)、アーモンドをちりばめたシュー皮を小石に見立てた「立花通りの小石」(シュークリーム6個セット、580円)など、立花の地名を冠した「ご当地スイーツ」も人気を集めているという。

 渡辺さんは「駅に近いことから、友人への手土産にと求めるお客さまが多い。立花ならではの名物として広く認められるような商品を育てていきたい」と意気込む。

 4月1日からは、春限定スイーツ「桜のマドレーヌ」も販売する予定。

 営業時間は10時~19時。木曜定休。

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