買う

尼崎で職人が鉄の端材で作る「トラフィー」発売 阪神タイガースとコラボ

トラフィーは塗装なしと金メッキの2種類

トラフィーは塗装なしと金メッキの2種類

  • 113

  •  

 尼崎の「HIBANAS(ヒバナス)」(尼崎市次屋3)が7月29日、プロ野球阪神タイガースとコラボした鉄製のトロフィー「TORAphy(トラフィー)」の販売を始めた。

鍋ぶたのつまみとして使う「HIBATOTTE(ヒバトッテ)」

[広告]

 同社は、50年以上続く鉄工所「ヒロセエンジニアリング」が鉄工所の仕事やものづくりの技術を一般の人に知ってほしいとの思いから、2018(平成30)年に立ち上げたブランド。「尼崎からおしゃれな鉄を」をコンセプトに、鉄板やロープなどをつなぐペグといったキャンプ用品、ホームグッズの開発・販売を続けて2021年に法人化した。鉄工所の職人が商品を製作し、材料には鉄工所で製品を作る際に出る端材を活用する。

 新商品の「TORAphy」はHIBANASシリーズの第7弾。幼い頃から阪神タイガースの大ファンだった同社社長の中塩屋祥子さんが、コラボ商品の開発に1年ほど前から取り組んだという。「既にいろいろなグッズがある中で、何を作ろうか試行錯誤した。阪神タイガースを好きな人のために、そして自分が楽しめるものをと考えた結果、『トロフィーちゃうで、トラフィーやで』に行き着いた」と笑う。

 価格はSサイズ(幅101ミリ、高さ130ミリ、奥行き50ミリ)=無塗装7,700円、金メッキ9,900円、Mサイズ(幅186ミリ、高さ220ミリ、奥行き50ミリ)=無塗装9,900円、金メッキ1万4,300円。ほか、たき火台「HIBURN(ヒバーン)」、アウトドアペグ「HIBASAS(ヒバサス)」、鍋ぶたつまみ「HIBATOTTE(ヒバトッテ)」、文鎮「HIBACHANGE(ヒバチャンジ)」も同日発売した。

 6月には、阪神甲子園球場の前でブースを設置して試験販売を行った。「『面白いな』『何に使うん?』など声をかけられ、商品に興味を持つ人がたくさんいて良かった」と中塩屋さん。2025年には、尼崎市に阪神タイガースの2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク」が開業予定で、「尼崎市と同施設の活性化にもつなげていきたい」と意気込む。

 同社オンラインショップで取り扱う。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース