阪急塚口駅南のビールバル「ビアツカ」（尼崎市南塚口町1、TEL 06-6421-0309）が6月19日、1周年を迎える。

店内にはカウンター、テーブルで計20席

　同店では世界30カ国以上のビールを常備し、市内では珍しいというベルギーの生ビール「ベルビュークリーク」や英生ビール「バスペールエール」（以上626円）、大阪・箕面の地ビール（3種 各842円）をそろえる。料理は旅館やホテルで会席料理の腕を磨いたシェフによるもので、「ビールにも合うヘルシーな和風創作料理」と女性客に好評という。人気メニューは「前菜3種盛り」（626円）、「大根のクリーム煮」（486円）、「里芋のたこ焼き」（518円）など。

　店主の宮脇元宏さんは塚口で不動産業を営む傍ら、英留学時代から夢中だったイングリッシュパブを自分で持ちたいとの思いを実現し、1年前に同店を開業。本業の不動産業に加え、商工会議所や商店街振興組合などさまざまな地域団体の世話役としても精力的に活動しながら飲食店を経営している。

　「開店に当たり、内装工事、クリーニング、電気工事、看板、デザイン、スタッフの募集や宣伝と、あらゆる面で地域の仲間が手を貸してくれた。1年続けてこられたのも、こうした仲間のおかげ」と振り返る宮脇さん。地域イベントの街コンや街バルにも毎回参加していることについて「恩返しではないけれど、地域の人同士が気さくにつながれる、交流の場となってこれからも街づくりに貢献していけたら」と意欲を見せる。

　同店では1周年を記念し、6月19日から21日まで生ビールを1杯200円で提供するほか、6月23日から7月22日まで使えるビールクーポン付き「1周年記念うちわ」を配布する。

　営業時間は18時～翌1時。月曜定休。