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尼崎でサッカーロボットのプログラム講座-双星高情報技術部が協力

尼崎市立尼崎双星高校情報技術部・チーム「双炎」の早坂くん(左)と嶋崎くん(右)

尼崎市立尼崎双星高校情報技術部・チーム「双炎」の早坂くん(左)と嶋崎くん(右)

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 尼崎市立小田公民館(尼崎市潮江1)で9月20日、サッカーロボットのプログラム講座が開かれた。対象は小中学生。尼崎市立尼崎双星高校情報技術部の協力で開かれた同講座は今回で4回目。

競技用サッカーロボット

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 パソコンを使って簡易言語でロボットにプログラミングを施し、サッカーロボットは組まれたプログラム通りにボールを探して走る。コントローラーを使わない「自律型ロボット」だ。ボールは赤いランプが点滅しておりパルス信号が出ている。ロボットに搭載しているパルスセンサーで信号を探して、ボールに体当たりすることでサッカーをする仕組み。

 参加した女子小学生は「ボールを感知するパルスセンサーの数値調整が楽しい。今後も続けていきたい」と笑顔で話す。保護者の父は「この講座に参加することで娘の夏休みの自由研究にもなり、ロボット関連の新聞記事を見つけるとスクラップするようになり、娘のロボットに対する関心がますます高まったようだ」と目を細める。

 同講座には今年ブラジルで開催された「ロボカップジュニアジャパン世界大会」に出場した尼崎市立尼崎双星高校情報技術部、チーム「双炎」の早坂くんと嶋崎くんの姿も。部員数は現在15人。「自分たちの持っている力を全て出すことができたので後悔はない」「英語は苦手だが、世界大会では海外の選手と絵や英単語でコミュニケーションをとることができて楽しかった」と話す早坂くんと嶋崎くん。結果は世界大会に出場した25チーム中12位ではあったが、2人には特別賞としてベストチームワーク賞とベストコミュニケーション賞が授与された。

 現在ロボットのCPUを尼崎のフジ・データ・システムと協力開発しており、来年3月に同市で行われるロボカップジュニア全国大会にはオリジナルのCPUを積んで挑む予定だ。

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