阪急塚口駅南側エリアで2月6日から、「南塚口缶バッジラリー」が開催される。
同エリアで営業する店主らでつくるグループ「塚口地域活性化協議会」が企画。居酒屋、バー、ラウンジ、美容サロンなど計17店舗が参加する。期間中に参加店を利用すると、各店オリジナル缶バッジが進呈されるほか、バッジを持参し他の参加店に行くと、イベントに合わせ各店が用意したさまざまなサービスを受けることができる。
企画発案者で、南塚口でバーチャルレストラン「ウェルキッチン」を運営する田中学さんは「南側は個人店が多く、『入りづらい』との声が上がっていた。イベントを通じてたくさんの人に店を覚えてもらうことで、入りづらさのハードルを下げることにつながれば」と話す。
缶バッジは、店のロゴなどさまざまなデザインがそろう。イベントをきっかけに改めてロゴを再考した店もあったといい、「出来上がったバッジのサンプルを持っていったら、みんなすごく喜んでくれた。イベントが店のブランディングにつながるような機会にもなれば」と田中さん。
参加店「ラウンジ巴里(パリ)」店主で、地域活性化に取り組む宇都宮勇仁さんは「イベントで『初めて入店する』というケースもあると思うが、参加店は塚口を盛り上げたいという同じ思いを持つ店ばかりなので、安心して気軽に入ってもらえたら。缶バッジ一つで入りにくいと感じていた扉は軽くなるはず」と期待を込める。
缶バッジ持参で受けられるサービスやバッジの残数などは各店で異なる。2月19日まで。