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尼崎の「牛乳屋さんの食パン メルクパン」 食パン専門店が「トラパン」販売

「牛乳屋さんの食パン メルクパン」のトラパン

「牛乳屋さんの食パン メルクパン」のトラパン

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 尼崎・三和本通商店街の食パン専門店「牛乳屋さんの食パン メルクパン」(尼崎市神田北通6、TEL 06-6413-2525)が、2月5日に「トラパン」の販売を始めた。

「牛乳屋さんの食パン メルクパン」店頭

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 昨年11月にオープンし、牛乳宅配事業をグループ企業で展開する「おうちコンシェルジュ」(昭和南通3)が運営する。店長の田丸順代さんは「運営する会社の代表が尼崎出身で、『尼崎を盛り上げたい』という思いで候補地を探した。グループ会社が隣で整骨院を経営しており、縁あって三和本通商店街で出店した」と経緯を話す。店舗面積は3坪。テークアウトのみ。

 同店は牛乳宅配事業との関連から、食パンを作る際に水を使わず、兵庫県産の牛乳で仕込むという。食パンは、発酵バターや国産練乳、生クリームを生地に練り込む「純メルク食パン」(1.5斤=780円、ミニサイズ1斤=520円)、「外はザクッと、中はふんわりとした食感になるように作った」という「トースト食パン」(1.5斤=740円、ミニサイズ1斤=490円)、「ヨーグルトレーズン食パン」(1.5斤=1,200円)があり、今回発売した「トラパン」(ミニサイズ1斤=880円)で4種類になった。

 尼崎は、プロ野球「阪神タイガース」と縁のある土地柄。甲子園へ向かう阪神電車が市内を走り、商店街で『日本一早いマジック点灯』が行われることで知られるほか、ファーム施設(2軍本拠地)の西宮市からの移転が決定した。同店では「地域の活性化に寄与したい」との思いから、尼崎ならではの食パンが開発できないか考えたところ、尼崎や干支(えと)の寅(とら)年にちなんだ「トラパン」が生まれたという。トラ柄で、黒い部分はチョコレート味、黄色い部分はバナナ味にしてチョコバナナの味をイメージした。販売は土曜・日曜・祝日限定を予定する。

 オープンして3カ月。「『その日のうちに、ちぎって食べるのが好き』と純メルク食パンの焼きたてを目指して来る方や、ヨーグルトレーズン食パンを毎週3本ずつ買う方もいる。何度も足を運んでくれるお客さまは励みになる」と田丸さん。順に焼きたてを出している、開店の10時から14時ごろまでの来店が多いと言う。「兵庫県産の牛乳と乳製品をたっぷり使って、毎日、店内で焼いている。家族みんなで食べてもらえるよう、耳までやわらかく、ミルクの優しい甘みを感じるレシピにこだわった」と話す。

 メルクシュガーラスク、牛乳屋さんのソフトクリーム(以上250円)も販売する。

 営業時間は10時~18時(完売次第終了)。火曜定休。

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