阪急塚口駅南側にビールバル「ビアツカ」（尼崎市南塚口町1、TEL 06-6421-0309）がオープンして3カ月が過ぎた。

ビアツカ「世界のビール」（関連画像）

店舗面積は12坪。カウンター4席とテーブル16席。店内には大型モニターを備え、阪神戦などのスポーツ番組などを流す。

　「イングリッシュパブをイメージして、大人の社交場として気軽に楽しくみんなで飲める場所」をコンセプトにした同店。店主の宮脇元宏さんは「常にアットホームな雰囲気で、隣の人とも意気投合して仲良くなれるような店を心掛けている」と話す。10代のころにイギリス留学した際、本場のイングリッシュパブに夢中になり、「いつか自分でもやってみたい」という思いを抱いた。本業の不動産業でさまざまな店を手伝ううちに「自分でも店を持ちたい」という思いが、より高まった。出店に際しては、内装デザインから照明、看板、ユニホーム、スタッフ募集まで、宮脇さんの幅広い人脈が役に立ったという。店名は「ビールの塚口」から。

同店では、世界40カ国の瓶ビールを常時取りそろえる。宮脇さんの一押しは、塚口では初となるイギリスの生ビール「バスペールエール」やベルギーの生ビール「ベルビュークリーク」（以上580円）。10月からはランチも始める。「学生に喜んでもらえるような、気軽に食べられるランチメニューを開発する予定」だという。

　今後については、貸し切りでの誕生日会やライブイベント、結婚式の二次会などにも対応したい。塚口の街や商店街を盛り上げて街おこしの手伝いをしたい」と笑顔で話す。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～15時（10月1日～）、夜＝18時～翌1時。駐車場無し。