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尼崎で地元企業が大学生インターンを募集 ものづくり企業と商品開発でタッグ

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尼崎で地元企業が大学生インターンを募集 ものづくり企業と商品開発でタッグ

エアグラウンド(尼崎市南武庫之荘2)が、地元企業と大学生、高校生が共同で取り組む「商品開発プロジェクト」に参加する大学生インターンを募集しています。

2021年度の活動時の様子。大学生インターンと、インターンを経てアルバイト勤務をするスタッフが和気あいあいとイベント運営に取り組みました

 動画・ウェブコンテンツ制作、ロボットオペレーター育成事業などを手がける同社は、2019年より、地元企業の仕事や技術を冊子やウェブで紹介する取り組み「学生とつくるシゴト図鑑『ワザカタログ』」を展開してきました。同社の大学生インターンは、企画や体験取材、記事作成など一連の活動にトータルで参加。そのほか、同社が行う市内の高校での授業にサポートで加わってプログラミングを指導したり、相談相手を務めたりと、大学生の活躍する場面は多岐にわたっています。

2020年度の大学生インターン。「ワザカタログ」では、初めての企業取材や動画レポート、記事作成などさまざまな活動に取り組みました

 現在、同社は新たに取り組む「商品開発プロジェクト」の本格始動へ向けて準備を進めており、参加する大学生を募集中です。大学生インターンは、ものづくりに優れた技術を有する地元・尼崎の製造業3社から「推し」を1社選んでオンラインや現地で取材。市立尼崎双星高校(口田中2)の生徒へその良さをプレゼンテーションし、実習授業のサポートをしながら共に商品開発に取り組みます。

募集要項

・期間:2022(令和4)年9月~2023(令和5)年2月

・活動日:学期中は週6時間(週1日程度)~、長期休暇中は週12時間(週2日程度)~

・時間:10時~17時

インターン開始日や曜日、時間については応相談で、月1、2回の参加、9月から翌2月までではなく短期間の参加も可能。学業や居住地の都合で完全オンラインの方や、高校の授業に参加できない方も活動できます。

高校生へ大学生インターンが指導する様子

 エアグラウンドの畠中裕介社長によると、これまでインターンへ参加した大学生からは、「自分の良さを見つけた」「企画の立て方を知り、成長した」といった将来につながる手応えや、「人への気配りや受け止め方、考え方が変わった」「人前で話すことに自信がついた」などコミュニケーション能力の向上についての感想があったといいます。

動画制作を行う同社では、大学生インターンや若手アルバイトスタッフも撮影・編集に携わります

 今回の商品開発プロジェクトには、地元企業から「中野製作所」(潮江5)、「カワグチマック工業」(南初島町12)、「柏木鉄工」(東海岸町1)が参加予定。大学生インターンと高校生が共に新商品のアイデアを出し、企業がそのアイデアを検討して試作品をつくるという流れで進める予定です。

 畠中社長は 、「試作品の反応が良ければ商品化し、自社で立ち上げるECサイトを学生と共に運営する計画で、将来的には大学のキャンパスで販売することも考えています。今回参加する尼崎の企業は、加工技術が素晴らしいだけでなく、素材もプラスチック、段ボール、鉄とさまざま。大学生には、商品のアイデアを出すことそのものをまず楽しんでもらえたら」と参加を呼びかけます。

(関連リンク)
尼崎で商品開発プロジェクト始動 地元企業と大学生インターン、高校生が共同で

エアグラウンド・インターン募集詳細

 

 

 

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