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尼崎の産業技術短大で親子ワークショップ ものづくり通じて絆深める

父親が紙ヤスリの使い方を伝授

父親が紙ヤスリの使い方を伝授

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 尼崎市西昆陽にある産業技術短期大学(西昆陽1)で8月7日、小学生と保護者を対象にしたイベント「親子でつくろう ものづくりフェスタ2016~わくわく!みらいのエジソン~」が開催された。

作業に没頭する女の子

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 地域の子どもたちに「ものづくり」の楽しさを知ってもらおうと企画された同イベントは今回で2回目。ものづくりを親子のコミュニケーションツールとして生かしてもらおうと、今年から対象を「小学生と保護者」とし、224人の親子が参加した。

 この日は、「ゆらゆら紙工作・モビールを作ってお部屋に飾ろう」「おもちゃを作って遊んでみよう」「手作りモーターを作ってみよう」「3Dの世界を体験しよう」「ベンハムのコマを作ろう」の5つのワークショップと、尼崎市出身の女性ユニット「あまゆーず」「西山紀代美バトンスクール」による「あまがすき親子ライブ」を行った。併せて、同大生らが再現した世界初のガソリン自動車「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」の展示コーナーも設けた。

 家族4人で参加したという女性は「親族が卒業生なので大学名になじみはあったが、キャンパスに入ったのは初めて。大学側の対応がとても親切で娘も楽しそうに参加していた」と笑顔で話していた。

 同大事務局入試広報課の光井清恵さんは「今回は父親にも参加してほしいと考え、日曜開催にした。『理系離れ』と言われているが、ものづくりの楽しさを体験することで、将来の選択肢として理系の道を考える、いいきっかけになれば」と期待を込める。

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