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尼崎・武庫之荘にカフェ食堂「イニーピー」 1960年代アメリカがテーマ

店舗外観

店舗外観

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 阪急武庫之荘駅北側に、アメリカンビンテージ風のカフェ食堂「eneepee(イニーピー)」(尼崎市武庫之荘東1、TEL 06-6415-6881)がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 市内在住で友人同士の女性2人が切り盛りする同店。インテリアは1960~70年代アメリカのビンテージ家具と雑貨を配置。店舗面積は36平方メートル、席数はカウンターとテーブル、ソファ合わせて16席。

 世界中を旅するのが好きという店主の大江利佳さん(33)は「数年前、妹と2人でネーティブアメリカンの聖地を巡る旅をして、自分で持ちたい店のインスピレーションを得た」と話す。「店名の『イニーピー』は、ラコタ族に伝わる儀式の一つ。ティピというテントの中でその儀式を受けると、一緒にいた人同士が新たに生まれ変わって兄弟姉妹となる。この店に来た人たちがそんな風に生まれ変わった心地になれたり、つながったりする場所になれたら」と笑顔を見せる。

 メニューはバンズから全て手作りする「自家製ハンバーガー」(3種、500円~)、注文を受けてから生地を伸ばし焼く「ピザ」(4種、700円~)、チリコンカンを載せた「タコライス」(700円)などで、「メニューもアメリカらしさにこだわったが、一番人気は『こだわりスパイスカレー』(700円)」と大江さん。

 ドリンクメニューはコーヒー、紅茶(以上400円)、カフェラテ(500円)、チャイ(450円)など。お薦めはフルーツを砂糖漬けにして発酵させた「酵素ジュース」(6種、400円)で、希望に合わせて炭酸で割ったり、数種をミックスしたりもできるという。夜はスピリッツで割った「酵素カクテル」(600円)も提供する。

 ミニピザかミニハンバーガーに好きなドリンクをセットした「キッズメニュー」(600円)も用意。大江さんは「自分で集めた世界中の童話の絵本や、ビンテージのおもちゃを置いてある。子どもたちにも楽しく過ごしてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~23時。火曜定休。

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