JR尼崎駅北側のショッピングセンター「あまがさきキューズモール」(尼崎市潮江1、TEL 06-6493-5583)が現在、開業以来初の大規模リニューアルを進めている。
同施設は、2009年に「COCOEあまがさき緑遊新都心」として開業。2012年に東急不動産が物件を取得し、2013年10月、現名称に変更した。今回のリニューアルでは、全約140店舗のうち5割にあたる74店舗を改装・移転し、4月22日にグランドオープンを予定する。
これに先駆け、3月2日に新しいフードコートをオープン。面積を増床し、子ども向けの座敷席「キッズテーブル」を新たに設けた。ブースは11店舗で構成し、中でもモスバーガーを展開する「モスフードサービス」のパスタ専門店「ミアクッチーナ」、和食レストランチェーン「がんこフードサービス」が手掛ける丼専門店「あまどん」は全国初出店。
子ども連れで利用した女性は「尼崎に全国初出店と聞くとうれしいし、テンションが上がる。今度は違うメニューも頼んでみたい」、以前のフードコートを利用したことがあるという夫婦は「初出店と聞いて食べてみようと思い来てみた。店内も明るくなって雰囲気がいい」と笑顔で話していた。
同施設総支配人の友金聡さんは「近隣では大型マンションの建設が進み、ニューファミリー層の来場も増えてきている。幅広い年代とさまざまなニーズに対応できるラインアップを意識し、ここで買い物が完結する『ワンストップショッピング』を目指していきたい」と意気込む。