![今年は「レトロモダン」な衣装が多く見られた](https://images.keizai.biz/amagasaki_keizai/headline/1452566610_photo.jpg)
ベイコム総合体育館(尼崎市長洲町1)で1月11日、「成人の日のつどい」が行われた。
今年尼崎市で新成人を迎えたのは約4200人。会場では、晴れ着やスーツに身を包んだ新成人が、久しぶりに顔を合わせた旧友との再会を喜び、記念撮影をしたり懐かしい話に花を咲かせたりした。
式典では、稲村和美尼崎市長が昨年活躍したラグビー日本代表の話を織り交ぜながら「チャンスの場面に主体性を持って行動したことでチームは勝利した。言われるのを待つのではなく自らの責任で行動し、どんな結果も受け止めて成長へとつなげてほしい」とエールを送った。
今年は、落ち着いた色合いの着物にツバキの花をモチーフにした髪飾りの女性、丸メガネや着流し姿の男性など、明治・大正時代を思わせるような衣装が多く見られた。朝5時から着付けしたという女性は「今年は『レトロモダン』が流行(はや)っている」と話す。
会場には、子どもをベビーカーに乗せて式に参加する女性や、会社でリーダーを任されているという男性など、子育てや仕事に奮闘する新成人の姿も。式に参加した会社員の男性は「今日も仕事を入れられそうになり大変だった。20歳の抱負は『無病息災』。健康が一番」とほほ笑む。