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「影の尼崎観光特使」が4000忍(にん)突破 初の「観光特使マスター」も誕生

「4000忍(にん)目」突破を祝い、くす玉が割られた

「4000忍(にん)目」突破を祝い、くす玉が割られた

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 尼崎市が募集している「影の尼崎観光特使」が10月30日、4000人を突破した。

笑顔で写真撮影に応じる女性

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 同市では交流人口の増加を目的に、市都市魅力創造発信課に設ける「忍たま乱太郎特設コーナー」にある出席簿に名前などを登録すれば、「尼崎をPRする」という任務を担う「影の尼崎観光特使」に認定するという取り組みを2013年から行ってきた。

 登録すると、同作品に登場するキャラクターに名付けられた市内の地名と主人公が描かれている「忍たま乱太郎あまがさきウエルカムカード」や、同課を5回訪れる度に進級し「尼崎地名缶バッジ」がもらえることから、同作ファンの若い女性を中心に認定者が増加。同課・藤川明美さんは「市役所は平日しか開いてないので、『会社を休んで来た』というファンや、情報がSNSなどで広がり、海外から訪れる人も多い」と話す。

 「認定4000忍(にん)目」となったのは、大阪府枚方市に住む小学校のころからファンだという女性。記念のくす玉が割られ、笑顔で記念品を受け取った。10月28日には、特使として同課へ延べ30回訪れると認定される「影の尼崎観光特使マスター」が初めて誕生。11月に「忍定(にんてい)書」授与式を行う。

 藤川さんは「日本だけでなく、海外からも多くの人に特使として登録してもらい大変ありがたい。これからも尼崎を訪れて魅力を発見してもらえたら」と話す。

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