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「あまがさき城下町フェスティバル」今年も 尼崎城巡りまちに一体感

昨年話題を呼んだ「瓦の音楽コンサート」の様子

昨年話題を呼んだ「瓦の音楽コンサート」の様子

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 尼崎の城内・寺町地区などで6月17日、「あまがさき城下町フェスティバル」が開催される。

「寺町と商店街のマリアージュプロジェクト」(昨年の様子)

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 再建が進む尼崎城を取り巻く商業エリアや施設などが「城下町」として一体となり、まちの歴史や文化などの魅力を発信する同イベントは、2017年10月にスタートし、今回で2回目。前回は1カ月をかけてコンサートや企画展、見学ツアーなど11種のイベントを展開。本興寺の「瓦の音楽コンサート」など寺町らしい催しも話題を呼び、市内外から約1200人の参加者を集めた。

 今年は、城再建のために「一枚瓦寄付」した人が、城の瓦に記名する「尼崎城一枚瓦記名会」の最終回が行われる6月17日に合わせ、約10種のイベントを1日に集約。各イベント主体が連携し、「城下町の楽しいがぎゅっとつまった一日」として盛り上げる。

 当日は、サンシビック尼崎でハンドメード品などの販売を行う「寺町DEマルシェ」、尼崎中央3丁目商店街の「めでタイガー抽選会」のほか、中央図書館では歴史セミナー「尼崎城の主(あるじ)たち」「荻原一青の世界とお城の楽しみ方」や「ミニ音楽夜祭」を開く。尼崎えびす神社では講話「マナーと開運の不思議な関係」や「巫女(みこ)体験」、「あまゆーずミニライブ」、文化財収蔵庫では企画展「尼崎城と城下町」を用意する。

 主催する同市城内まちづくり推進課の星川昌則さんは「再建中の尼崎城は現在、工事のシートで覆われているが、10月の市民まつりの頃にはシートも取れて、阪神電鉄の尼崎駅周辺からもバッチリと見えているはず。来年3月にはいよいよ一般公開。城下町としても一気に機運を盛り上げていきたい」と意欲を見せる。

 「尼崎城を中心に、東には歴史館、西には寺町や商店街が拡がる阪神尼崎周辺エリア。尼崎ならではの歴史、文化、まちのにぎわいを楽しみに、お越しいただけたら」と話す。

 開催時間はイベントにより異なる。展示、セミナー、コンサートは参加無料(巫女体験を除く)。

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