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尼崎に猫スタッフ駐在オーガニックカフェ 猫おやつも健康志向

店内の様子

店内の様子

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 尼崎の阪神出屋敷駅近くに、猫好き店主が営む猫スタッフのいるオーガニックカフェ「Nyan coloring(にゃんころりん)2016.H.Y」(尼崎市神田北通6、TEL 090-9289-2020)がオープンして5カ月がたった。

店主の中川さんとアメリカンカールの楽(ラク)さん

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 オーガニックのコーヒーや紅茶をはじめ、ハンドメードのマクロビスイーツやローフードなどを提供する同店。店内にはカフェスペースのほか、猫スタッフと触れ合える「キャットルーム」、猫モチーフの雑貨や衣服を販売するブティックコーナーも併設する。店舗面積は40平方メートル、席数はカウンターとテーブル合わせて9席。

 店主の中川苑(しの)さんは自宅で夫と4匹の猫、1匹の犬と暮らしている。「動物への愛と、病気がちだった自分の体質を改善してくれたオーガニック食、マクロビ食を、人々に伝えたい」との思いから開業を思い立ったという。猫スタッフは中川さんの飼い猫で「家族に手伝ってもらう感覚。商品ではないので、あえて猫カフェにはしなかった」と話す。

 メニューは「季節のロースムージージュース」(580円)、「オーガニックコーヒー・紅茶」(480円)、「季節の酵素シロップ」(580円~)、セットメニューでは「ロースイーツとスムージー」(1,230円)、グルテンフリーの「マクロビスイーツとスムージー」(1,130円)、「今週のシフォンとコーヒー(紅茶)」(880円)などを提供する。

 動物向けテークアウトメニューでは「ペット用副食」(700円~)を用意。地鶏や鹿肉を原材料に、添加物を一切使わず約20時間かけて低温調理し、チアシードやフラックスシードといった話題の「スーパーフード」を加えてジャーキー風に仕上げたもの。中川さんは「いつもの餌にふりかけとして加えるだけでも、ペットの食欲を増進する。お客さまからは『毛艶が良くなり、元気になった』などの声をもらっている」と笑顔を見せる。

 「ペットと人に優しい、コミュニティーサロンカフェを目指している。動物好きな人、美容や健康に関心のある人同士の交流の場になれたら。今後はグリーンスムージーとローフードを使った『ファスティング(絶食療法)プラン』も提案していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~17時。

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