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尼崎の焼き肉店「異骨相」が46周年 ネギ山盛りの「ネギタン」看板に

ネギタンを手にする森下さん。店内には坂本龍馬や四万十川など高知ゆかりの写真が

ネギタンを手にする森下さん。店内には坂本龍馬や四万十川など高知ゆかりの写真が

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 尼崎の阪急園田駅近くにある焼き肉店「異骨相(いごっそう)」(尼崎市東園田町9、TEL 06-6492-2517)が2月18日、46周年を迎える。

特上ネギタンセット

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 高知県出身の森下楠丸(くすまる)さん(83)が1971(昭和46)年に創業。店名の「いごっそう」は土佐弁で「頑固者」の意味。店舗は1階~3階、面積は約30坪、席数は70席。

 同店の看板メニューは、肉が見えなくなるほど山盛りのネギが載った「ネギタン」(1,500円)。2代目店主の森下一水(かずみ)さん(53)は「30年ほど前、裏メニューとして常連客に出したところ評判が広まり、今では客の9割が注文する看板メニューに成長した」と話す。「先代のころから、子や孫の代まで通ってくれている常連も多く、記念企画で感謝を伝えたい」と笑顔を見せる。

 記念企画では、ネギタンに特上ロース、特上バラ、ミノ、焼野菜が付いた「特上ネギタンセット」(通常4,950円)を46周年にかけて4,600円で提供する。期間は2月18日~28日。

 単品メニューは「バラ(カルビ)」「ロース」(以上970円)、「キモ」「ハート」「ホルモン」「トントロ」(以上650円)などのほか、「上タン焼シャブ」(1,500円)、「カレータン」「青じそ付き梅タン」(以上1,000円)、「味噌タン」(700円)、「みたらしタン」(950円)など、タンのアレンジメニューを多くそろえる。仕入れ状況により、日替わりで「カイノミ」「リブロースのバラ山」「コリコリ(血管)」「ウルテ(気管)」など希少部位も用意する。

 森下さんは「肉は鹿児島産の和牛が中心。銘柄牛を仕入れることもあるが、ブランドよりも経験で『きめ細かく、色の淡い』肉を選ぶ。丹念に仕込んだ肉を味わってほしい」と話す。

 営業時間は17時~24時30分(日曜・祝日は24時まで)。月曜定休。

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