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尼崎の居酒屋「おのろじ」が二毛作ラーメン店に 客の声に応え継続へ

店舗外観

店舗外観

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 阪神尼崎の居酒屋「和酒おのろじ」(尼崎市東難波町5、TEL 06-6487-3030)が昨年12月1日、昼限定、期間限定で始めたラーメン店「支那そばかりん」の継続が決まった。

つくね、低温調理した昆布締め鶏などこだわりの具材が載った「塩そば」

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 店主が生産者の元を直接訪れて仕入れる国産の醸造酒(日本酒、日本ワイン、クラフトビール)と手作り料理を提供する同店。店舗面積は18坪。カウンター8席、テーブル30席。

 大のラーメン好きという店主の立尾創(たてお・はじむ)さんは、店舗を営む傍ら関西を中心にさまざまなラーメン店を食べ歩いていたという。半年ほど前に「自分の味を作ってみたい」と構想を抱き、試作を重ねて2種類のラーメンを完成させた。昨年12月1日に昼限定、期間限定で「支那そばかりん」をオープンした。立尾さんは「どこで聞きつけたのか、初日からたくさんのお客さまが来てくれた。最初は2週間くらいの限定のつもりだったが、惜しむ声を多く頂き、継続することにした」と話す。

 メニューは塩ダレのスープに昆布締め鶏、つくね、メンマ、味玉、ネギが載った「塩そば」と、しょうゆダレのスープに豚チャーシュー、つくね、メンマ、味玉、ネギが載った「しょうゆそば」(以上750円)。麺はオリジナルの中細ストレート麺。「麺大盛り(20%増量)」(100円)、「昆布締め鶏」(200円)など各種トッピングも可能。「本日のごはん」(350円)も用意し、取材当日は「とりそぼろごはん」「とり皮あぶり丼(ミニ)」「チャーシュー丼(ミニ)」の3種類。ドリンクメニューは「グリーンスムージー」(250円)、「瓶ビール」(600円)。

 「味の特徴は、自然素材だけを使った無化調(化学調味料不使用)スープ。鶏ガラと和風ダシのダブルスープに、自分のこだわりとしてタレに日本酒とワインをひそませ、味に深みと広がりを持たせた」と立尾さん。「ゆくゆくは、別店舗として独立させる予定。お客さまの期待に応えていきたい」と意欲を見せる。

 「支那そばかりん」の営業時間は11時30分~14時(スープが無くなり次第終了)。日曜・月曜・祝日定休。「和酒おのろじ」の営業時間は17時~24時。日曜・祝日定休。

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