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尼崎でドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」上映会 子ども支援団体がタッグ

「スマイルひろば」2003年設立時から運営に加わってきた細見義博さん(左)と小倉さん

「スマイルひろば」2003年設立時から運営に加わってきた細見義博さん(左)と小倉さん

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 尼崎市立地域総合センター神崎(尼崎市神崎町)など3会場で1月14日、ドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」の自主上映会が開催される。

「地域総合センター神崎」外観

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 同作品は大阪・釜ヶ崎で38年続く子どもたちの集い場「こどもの里」の活動に密着したドキュメンタリー。人情が色濃く残る街の人々の奮闘を涙と笑いを織り交ぜて描く。2016年6月に全国劇場公開された後も、映画のテーマである「地域コミュニティーの大切さ」を広める目的で自主上映会を募集し、賛同する各地の地域団体が上映会を行っている。

 主催団体の一つ「NPO法人スマイルひろば」は、神崎地区で中高生を対象に集いの場を提供する活動を行う。理事の小倉祐輔さんは「子どもクラブなどもあり行政の目が比較的届いている小学生に比べ、中高生たちは置き去りにされていると感じる。特に多感で人生の歩みを決定する大切な時期だからこそ、彼らの居場所を提供していきたい」と話す。「『しんどい』家庭の事情がある子ども、支援が届いていない子どもが尼崎にもいるが、居場所が足りない。上映会がより多くの人や団体と連携して行くきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。

 実行委員会にはほかに、育児支援活動などを行う「NPO法人子どものみらい尼崎」や市女性団体協議会も加わっている。

 上映時間は、市立地域総合センター神崎=10時~12時、尼崎市女性センタートレピエ=13時30分~15時30分、市立すこやかプラザ=18時~20時。入場無料。問い合わせ先は実行委員会事務局(TEL 06-6439-6500)。

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