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尼崎で敬老の日イベント「活性化劇場」 老舗店主たちがまちづくりに奮闘

「パパー喫茶」の上田さん(左)と「こんぴらさん」の武内さん

「パパー喫茶」の上田さん(左)と「こんぴらさん」の武内さん

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 阪神尼崎の玄関口である中央一番街商店街で9月19日、敬老の日イベント「活性化劇場」が開催される。

創業72年の老舗喫茶「パパー喫茶」は自家焙煎コーヒーと手作り昼定食に定評がある

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 2013年にスタートし、今年で4回目となる同イベント。創業72年の老舗喫茶店「パパー喫茶」(尼崎市神田中通2、TEL 06-6413-0990)を会場に、「落語」と「歌謡ショー」で構成する。例年会場から人があふれるほどの活況を見せ、にぎわいを生み出しているという。

 「落語」ではよしもと所属の上方落語家・桂三象さん、「歌謡ショー」ではご当地演歌「恋花さいて・・・あまがさき」を今年3月にリリースした藤ひろしさんが出演する予定。来場者には軽食とドリンクを振る舞い、同商店街で使える(一部例外あり)1,500円相当のクーポン券、老舗うどん店「こんぴらさん」の土産用うどんセットを提供する。協賛店舗が提供した賞品が当たる抽選会も行う。

 主催する同商店街振興組合理事でパパー喫茶の店主、上田泰廣さんは「ここは戦後から続く商店街。街を育て、支えてきてくれた高齢の顧客たちに、何か恩返しできないかと敬老の日に合わせたイベントを考えていた」と振り返る。同理事で「こんぴらさん」店主の武内重文さんは「本業をやりながら慣れないイベントを運営するのは大変で、初めての年はこれでもうやめようと思った。でも客に『今年はいつやるの?』と期待されると、やめるわけにいかなくなった(笑)。今ではまちを盛り上げるために、大切な恒例行事になっている」と笑顔を見せる。

 第1部=11時開演、第2部=14時開演。1部・2部共に、落語と歌謡ショーを行う。各回定員60人。入場料は1,000円。同商店街で事前購入できる。

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