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尼崎の歴史が「すごろく」に 地元大学が協力、同市誕生以降の話題盛り込む

配布された「われら尼っ子100あまろく」

配布された「われら尼っ子100あまろく」

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 尼崎市が誕生した1916(大正5)年以降に同市で起こったさまざまなトピックを盛り込んだすごろく「われら尼っ子100あまろく」が、市内の小学校児童へ配布された。

サイコロと同市で活躍するゆるキャラのコマが付く

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 今年迎える市制100周年を記念し、同市の歴史を多くの人に知ってもらおうと園田学園女子大(尼崎市南塚口町7、TEL 06-6429-1201)に協力を依頼し作成したもの。同大学生らが過去100年間に尼崎で起こったさまざまな出来事を調べ、子どもたちが興味を持ちそうなものや伝わりやすいものを選び、全64マスに落とし込んだ。

 「昼寝中に1916年の尼崎にタイムスリップしてしまった」という設定でスタート。以降、年代順に並んだマスには、1942(昭和17)年「大庄村、立花村、武庫村が合併する」といった街が大きくなっていく様子や、1950(昭和25)年「ジェーン台風により、大きな被害を受ける」、1995年「阪神・淡路大震災が起こり、尼崎も被害を受ける」など市が直面した自然災害のほか、2001年「新人お笑い尼崎大賞が始まる=一発ギャグをやる」といった尼崎らしい内容も登場する。

 同すごろくは、正月に子どもたちに遊んでもらおうと昨年12月末に市内の小学校全児童へ無料配布された。市のウェブサイトからもダウンロードが可能で、誰でも無料で楽しむことができる。

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