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尼崎・ベイコム総合体育館で「ロボカップジュニア日本大会」

サッカー「Bライトセカンダリ」と「Bオープン」で優勝したマカオチーム

サッカー「Bライトセカンダリ」と「Bオープン」で優勝したマカオチーム

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 ベイコム総合体育館(尼崎市西長洲町1)で3月27日・28日、「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2015尼崎大会」が開催され、270チーム・670人が熱戦を繰り広げた。

サッカーBオープン決勝Macau Weight Soccer Team対HAKUTO

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 会場を無料開放したこの日は、参加者の保護者や多くの観客が訪れ、アイデアを駆使したロボットたちの熱いバトルや、ユーモラスな動きに歓声が上がっていた。

 サッカー競技種目の「サッカーBオープン」で優勝した「Macau Weight Soccer Team」は、マカオから参加した今大会唯一の海外チーム。メンバーのLao Ka Iさんは「とても疲れたが優勝できてうれしい。世界大会で1位になるのが目標」と笑顔を見せる。同チームは今回初めて日本を訪れたといい、「日本食がとてもおいしかった」と日本滞在を楽しんでいる様子だった。

 同種目の3連覇を狙っていた「MRobots」(四国ブロック)はマカオチームに敗れて3位に終わった。「MRobots」開発担当の政岡恵太朗君は「マカオのチームはいままで戦ったロボットとは異なる考え方を持つチームでかなり強かった」と悔しさをにじませていた。チームメンバーは「対抗していくために自分たちも考え方を変えて、次に向けて頑張りたい」と意気込む。試合やパフォーマンスを終え、選手たちは健闘をたたえ合い握手を交わし、ライバル関係から一転、友好関係を築いていた。

 競技種目の優勝チームは次の通り(競技種目=チーム名)。「サッカー独自リーグ=浜北」、「サッカーBライトプライマリ=Team Takahama K-ING」、「サッカーBライトセカンダリ=Macau Light Weight Soccer Team」、「サッカーBオープン=Macau Weight Soccer Team」、「レスキューAプライマリ=Ein」、「レスキューAセカンダリ=roboticsX」、「レスキューB=花鳥風月」、「CoSpaceレスキュープライマリ=Hayabusa2」、「CoSpaceレスキューセカンダリ=富士山」、「ダンスプライマリ=MFM」、「ダンスセカンダリ=ロボライブ」。

 そのほか各賞は以下の通り(部門賞・競技種目=チーム名)。「ダンス部門賞(組み立て技術)・ダンスプライマリ=ピザ・パーティー」、「ダンス部門賞(ステージパフォーマンス)・ダンスプライマリ=梅狩り・行こうぜ」、「IRS賞・レスキューAプライマリ=AFG」。

 7月19日~22日に中国・合肥で行われる世界大会へは、競技種目ごとに今回出場したチームの中から2~3チームが推薦される予定という。

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