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尼崎のものづくり企業が「ファミリーデー」 社員の家族28人招き「職場体験」

説明を熱心に聞く子どもたち

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 社員の家族を対象とした会社見学会「ファミリーデー」が8月7日、金属加工メーカー「特発三協製作所」(尼崎市下坂部3、TEL 06-4960-4300)で開かれた。

「エアロラップ」体験会の様子

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 「ファミリーデー」とは、社員の家族が職場を訪問し、仕事内容などを紹介して職場に対する理解を深めたり、同僚家族との交流を図ったりする取り組み。

 この日参加したのは、社員の親族や子ども合わせて28人。それぞれの家族が働く各部署への訪問や、さまざまな加工機械が並ぶ工場見学などを行い、交流を深めた。特殊な粒子を吹き付けて金型を磨く装置「エアロラップ」を使った体験会も行われ、社員指導の下、子どもたちは真剣な表情で研磨作業に挑んでいた。後半は社員から家族へ感謝の思いを込めたメッセージムービーを上映し、感動し涙ぐむ参加者の姿も見られた。

 参加した多田有咲美さんは「母親が働く姿はかっこよくて家よりもさらにしっかりしていると思った。さまざまな金属を作っている様子を見て、会社の連帯感を感じた」、4月から息子が働いているという梅田貴子さんは「社会人になって想像以上にしっかり仕事しているんだなと感じた。こういったイベントに参加するのは初めて。オープンでいい職場だと思った」とそれぞれ話した。

 イベントを担当した品質保証チームの武田奈菜子さんは「同様の取り組みを7~8年前まで行っていたが、近年は開催していなかった。複数の社員から『以前やっていた家族見学会もうやらへんの?』という声があり、会社へ受け入れるインターンの大学生と一緒に取り組むプロジェクトとして今回の実現に至った。社員の意見をヒアリングしながら内容を練り上げるのは大変だったが、働いている姿を見てもらいたい、普段言えないありがとうの気持ち伝えたいという思いを込めて企画を進めていった」と振り返る。

 インターン生の井上七海さんは「企画ができるインターンシップを探しており、イベントを企画できるということで参加を決めた。今年2月からインターンに入り、このイベントをゴールに取り組んできたので、取りあえず終わって安心した」と笑顔を見せた。

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