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尼崎・園田にワインショップ「アプリクス」 デパ地下の名ソムリエが独立

米山さんとルシアニさん。伊「スピネッタ」は米山さんのお気に入りで種類豊富にそろう

米山さんとルシアニさん。伊「スピネッタ」は米山さんのお気に入りで種類豊富にそろう

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 ワインショップ「Apricus(アプリクス)」(尼崎市東園田町5、TEL 06-4960-8677)が8月1日、尼崎の阪急園田駅近くにオープンした。

店舗外観。阪急園田駅北口を出て、スーパー生鮮館を過ぎたところ

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 梅田の有名百貨店のワインコーナーで6年間勤務したソムリエの米山奈美さんが独立し、「パリの街角でご近所さんが毎日通うような、ざっくばらんで明るいワインショップ」をテーマに開業。元同僚でワイン輸入会社「エモーション」社長のアレクサンドル・ルシアニさんが主に仕入れを担う。

 店舗面積は約20坪。スタンディングバーでは「飲み比べセット」(1,000円)などのバーメニューを提供する。バーは定員5人。

 イタリアを中心に、フランス、チリ、オーストラリア、ハンガリーなど世界中のワイン300~400種類をそろえる。価格帯は1,000円~3,000円が中心で、ビンテージの最高価格品で6万円ほど。グラッパやオードヴィーなどのスピリッツ、リキュール類、パスタやケークサレ、広島・神石(じんせき)高原の農産品といったワインに合う食材、ワイン関連雑貨も扱う。

 米山さんは宝塚出身。舞台女優をしながら飲食業の仕事を複数こなし、ワインや食に関する知識を深めた。梅田の有名百貨店のグロサリー店就職後はワインの知識を買われてワイン担当になり、米山さんのアドバイスを求めて遠方から通う常連客も増えていったという。「百貨店での仕事は、お客さまの好みや用途に合わせたワインを紹介するだけでなく、お客さまが買い求めたチーズや珍しい和の食材に合うワインをセレクトするなど、きめ細やかな対応が求められた。ここではそうした経験を生かして、ワインと食材をセットにしたギフトなども提案したい」と話す。「壮大な夢かもしれないが、関西でワインを買うならアプリクス、と言われるような店に育てたい」と笑顔を見せる。

 ルシアニさんは「フランスでもサヴォワやコルシカなど、日本であまり知られていない産地でこだわって造っているおいしいワインがあることを伝えたい。ボルドーやブルゴーニュのような有名産地より値段も手頃。リゾート地として有名なコルシカ島のワインはミネラルが強く、魚料理や和食にとてもよく合う」と話す。「8月末にはシャンパーニュ地方では珍しいスティル(非発泡)の赤ワイン『ファラモン』が入荷する。日本初上陸の味を試してもらえたら」とも。2カ月に1度、ルシアニさんを講師にワインセミナー・試飲会を行う予定。

 営業時間は11時~21時。月曜定休(祝日の場合は翌火曜)。

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